共通の知人にご紹介いただいて、オフィスにお伺いすることになり、そこで下社長よりご相談を頂いたことが最初のご縁です。「卵殻再生」というソーシャルインパクトこそ明確な事業ですが、「ただ環境に良いから」という理由だけでは当然ビジネスにならないため、17年かけて土台を作ってこられた経緯を伺いました。そして、「これからは意思のある企業と協業し、地球や子どもたちの力になりたい」という想いと、「ソーシャルな文脈を軸に、ブランディングをしていく必要がある」という命題をお伝え頂きました。
佐賀県のオフィスや工場を見学させていただいたり、福岡の弊社オフィスに来ていただいて何度かお打ち合わせをさせていただきました。その後、グリーンテクノ21の「ファンづくり」をミッションに据えた上で、「コーポレートサイトのリニューアル」「事業コンセプト動画の制作」「広報PR施策の立案」「YouTube施策」「リストマーケティング導入」という戦略の5本柱をご提案。そしてまずは、全ての施策の母艦となるHPのリニューアルとHPに掲載する動画制作の2つの施策から着手することになりました。。
改良前のホームページは、商品自体の良さや利便性を伝えることをメインの目的とした、シンプルでわかりやすい作りでした。その現在地から、「新たな常識をつくっていくため、協力者を増やしていく」という次のフェーズの目的を視野に入れ、「ソーシャルインパクトページ」を軸として据える構成を提案しました。「ソーシャルインパクトページ」とは、「取り組むことでどんな社会的影響が起こるかを可視化したページ」であり、「こんなに良い影響を起こす企業なら、ぜひ協力・応援したい」と思ってもらう狙いがあります。
次のフェーズのグリーンテクノ21は、大手企業などとタッグを組み、協業モデルでの商品開発を行うことでその影響範囲を広げていこうとしています。それに際し、自社の魅力を代わりに伝え広げてくださる方々が、その難しい背景や事業の先にあるものをプレゼンテーションしやすくなるような動画を企画。協業企業からのコメントなどを集め、よりその実態をイメージしやすくなるよう丁寧に制作を行いました。
より親和性の高いステークホルダーとスクラムを組み、目標を実現していくため、機能的価値(性能や価格)を訴求ポイントとするこれまでのPRから、ソーシャルな文脈でのPRにアップデートを検討しており、両方の言語を解するONE SWORDが戦略担当として伴走する。
ワンソードの皆様と打ち合わせを重ねていくうちに、私の想いを理解して頂いたのがわかり、この若い力に賭けてみようと思いました。完成したホームページや動画を見た時には、感動で何とも言えない気持ちになりました。本当にお願いしてよかったと思います。ありがとうございました。