誰でも簡単にチラシからwebサイトへのアクセスを計測する方法|ONE SWORD株式会社

誰でも簡単にチラシからwebサイトへのアクセスを計測する方法

ナレッジ・ノウハウ
ONE SWORD編集部

こんにちは、秘書のやはぎです!

イベントなどで商品やサービスを宣伝するときには、チラシ(フライヤー)は欠かせない媒体ですよね。いくらインターネットが発達しているとはいえ、オフラインでの口コミは今でも効果的です。

しかしながら、「作成したチラシを見てどれだけの人が行動したのかがわからないまま、無計画にチラシを刷り続け経費を無駄遣いしてしまっている…」といった問題を抱えているかたも、少なくないのではないでしょうか?

そこでこのページでは、チラシに載せたQRコードからwebサイトへのアクセスを測定する方法をご紹介します。もちろんチラシに限らず、名刺やパンフレットなどオフラインでの宣伝媒体すべてに応用できます。

この方法を覚えると、

・ いつのイベントで配ったチラシからのアクセスが多いのか
・ 2つのデザインのチラシのうち、どちらのチラシから多くのアクセスが集まっているのか
・ チラシからのアクセスが成約につながっているのか?

などがわかるようになります。

チラシの発注枚数を決める際の指標やデザインの取捨選択に役立てていただけるかと思いますので、ぜひ最後までお読みになり、営業活動に活かしてください!

なぜチラシからの流入が測定できるの?

URLパラメータを付与したURLをもとにQRコードを作成しチラシに挿入することで、チラシからのアクセスが測定できるようになります。

URLパラメータとは、アクセスの流入元や流入数などを測定するためにURLに追加した変数を指します。

URLパラメータには、指定された文字列を使わなければいけないなど細かいルールがあるのですが、ここではチラシからの流入を測るための設定のみご紹介します。(LINE@との連携でも大活躍するのですが、それはまたの機会にご紹介します)

Campaign URL BuilderでURLパラメータ付きURLを作成しよう

まずは、Campaign URL Builder(キャンペーンURLビルダー)というサービスを使って、URLパラメータを付与したURLを作成します。

Campaign URL Builderへは、以下のリンクからアクセスしてください。

Campaign URL Builder(キャンペーンURLビルダー)

Campaign URL Builder(キャンペーンURLビルダー)

次のような画面が表示されますので、各パラメータを入力していきましょう。

Screenshot on Campaign URL Builder

例えば、2018年7月20日にセール会場で配るために、チラシ(フライヤー)を2種類(パターンA,B)作成したとします。

その場合、各パラメータには、下記の通り入力しましょう。

項目 入力テキスト(A) 入力テキスト(B)
Website URL 誘導したいページのURL 誘導したいページのURL
Campaign Source(参照元) Flyer Flyer
Campaign Medium(メディア) off_qrcode off_qrcode
Campaign Name(キャンペーン) sale_20180720 sale_20180720
Campaign Term (空白のままでOK) (空白のままでOK)
Campaign Content(広告コンテンツ) pattern-A pattern-B

各項目を入力すると、自動で「Share the generated campaign URL」の欄にURLパラメータが付与されたURLが生成されます。

Screenshot on Campaign URL Builder

「Copy URL」をクリックして、URLをコピーしましょう。

QRコードを作成する

次に、できあがったURLからQRコードを作成します。

URLをコピーしたら、次のようなQRコード作成サイトへアクセスします。「QRコード 作成」などと検索するといくつか出てきますので、お好きなサイトをお使いください。

「QRのススメ」

「QRのススメ」

操作方法は簡単です。URLを入力欄にペーストし、作成するをクリックするだけです。

Screenshot on qr.quel.jp

QRコードをチラシに挿入する

最後に、出来上がったQRコードをチラシに挿入すれば完成です。その際は、チラシを見た人がわかりやすいように、「申し込みページはこちら」「商品はこちらから購入!」などと見出しをつけてあげるといいですね。

アクセスの確認方法

それでは最後に、実際にチラシのQRコードからwebサイトへアクセスがあった場合に、どこから読み取るかを説明いたします。

アクセス総数を見る

Googleアナリティクスへログインしていただき、「集客>すべてのトラフィック>参照元/メディア」へ進みます。

すると先ほど入力した「Fleyer/off_qrcode」と表示されているのがわかりますね。この項目の数字が、チラシからのアクセス数です。セッションは訪問数を意味するので、2回訪問されているということですね。

キャンペーンごとのアクセスを見る

先ほどの画面に表示されている「Fleyer/off_qrcode」をクリックすると、チラシからのアクセスだけが表示されます。この状態で、表の上部に表示されている「その他」をクリックして、プルダウンから「集客>キャンペーン」を選びます。

すと、「sale_20180720」と表示されます。これは先ほど「Campaign Name(キャンペーン)」の項目に入力した文字列ですね。

キャンペーンの活用方法としては、例えば来月またセールをする際にチラシを新しく発注・印刷するときに、「sale_20180820」と入力したURLを使えば、どちらのセール内容がお客さまのニーズに合致していたかを測る参考になりそうですね。

広告コンテンツごとのアクセスを見る

「その他」をクリックして、同じくプルダウンから「集客>広告のコンテンツ」を選びます。

すると、「pattern-A」「pattern-B」が表示されました。これは先ほど「Campaign Content(広告コンテンツ)」の項目に入力した文字列ですね。

広告(ここではチラシ)のコンテンツによって分別するために用います。例えばここで「pattern-A」より「pattern-B」のほうが圧倒的にアクセスされていれば、訴求力が高いのは「pattern-B」のチラシだということがわかりますね。

成約につながったかどうかを見る

別途目標を設定しておくことで、商品購入やお問い合わせなどの成約につながったかどうかも測定することができます。最終的にはここを効果的に活用できるかどうかが一番大切になってきますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?チラシ(フライヤー)へ載せたQRコードからwebサイトへのアクセスを計測する方法をお伝えいたしました。

これであなたも、

・ いつのイベントで配ったチラシからのアクセスが多いのか
・ 2つのデザインのチラシのうち、どちらのチラシから多くのアクセスが集まっているのか
・ チラシからのアクセスが成約につながっているのか?

といった疑問が解決できるようになっていることかと思います。

計測した数値をもとに分析を行い、ぜひ日々の営業活動に活かしてください!

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