2017年を振り返って。31歳(独身)のリアルを添えて。|ONE SWORD株式会社

2017年を振り返って。31歳(独身)のリアルを添えて。

社内レポート
ONE SWORD編集部

代表の安部謙太郎です^^

いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました!

個人的には短いようでバリ長かった、早いようでバリ濃かった一年となりました。

「お前の会社ってなにやってるの?」と毎度聞かれ続けながら、でも確実に目指す形が現実のものとなりつつあり、静かに興奮しながら2018年を迎えられること。まずは大切な仲間である

矢萩徹 秘書
古田伸彦 制作
十川涼 開発
緒方裕美 強力な助っ人 (加入順)

に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当に本当にいつもありがとう。みんなのおかげ。そしてこれからも全員自分の人生にとって価値ある活動とワンソードを重ねてくれたらそんなに幸せなことはありません。ご飯しっかり食べて、毎日元気よくアレしなさい。私も気をつけるから。母

うちわですみません!

今日は自分の中での整理の意味も込めてこの一年をダイジェストで振り返りたいと思います^^

 

拠点を大阪から福岡へ

2017年は大きな変化がいくつもありました。

まず大きな変化としては、7月に拠点を大阪から福岡に移しました。

理由は挙げたらキリがないのですが、逆にワンソードとしての活動をいろいろと夢想するにあたり、(4年前にたまたま人の縁で移った)大阪で活動する必然性がどんどんなくなっていったことが挙げられます。もちろん福岡は

山や川や海などの自然が豊富で

食べ物がどこも安くておいしく

同時に都市部もそれなりに栄えてて

車でちょっといけば温泉めちゃあるし

規模・質・雰囲気全てが適度で、

家賃がめちゃくちゃ安くて

女の子が多くて可愛いので天神を歩くとつい顔がニヤけるし

ベンチャー・クリエイター支援が進んでる

などの特徴があり、もう正直毎日が楽園のような気分なのですが、

一番決め手になったのは、僕が腹の底から大尊敬する鎌倉投信のファンドマネージャー新井和宏氏が著書「持続可能な資本主義」の中で謳われている「八方よし」という考え方にハッと気付かされたからです。

氏は近江商人の三方よしという考え方の現代的昇華バージョンである「八方よし」の実践を提唱されていて、いわゆる従業員や顧客、取引先などといったステークホルダー(利害関係者)に対し、全方位に良好な関係を築きましょうと仰っています。特にここ2030年はどこかに局所的に価値提供さえしていれば社会承認も得られていたように思いますが、それで雇用を生んで経済さえ回せばいいやんっていう考え方はもう古いよね、と。そんな想いで表紙に「誰かの犠牲で成り立つ経済を、終わらせよう」と謳われているのだと解釈しています。

前置きが長くなりましたが、その中に「地域社会」というステークホルダーが出てきます。

その章を読んだとき、「あれ?僕なんで大阪で仕事してるんだ?」という疑問が湧いたのです。

よく考えたらこんなに福岡が好きなのに、なんでわざわざ大阪でやってるんだ、と。

幸い、僕らの仕事は場所を選びません。電気とネットが通っていればなんとかなります。もちろん遠方に離れたことによって関係者各位にいろいろご迷惑をおかけしたことはこの場をお借りしてお詫び申し上げるとともに、ご理解くださり、大変大変感謝しております。

結果、我々でなくとも我々以上に価値を発揮できたチャンネルにはよりプロパーな方々が代わりに立ってくださったし、逆に我々をやはり必要としてくださったかたは未だに遠方だろうがなんだろうが関係は変わらずでした。双方に感謝です。

という発想で戻ってきたので、まずはメンバー全員の母校である九州大学芸術工学部に関わりを持ち、なにか僕らなりの恩返しがしたいという流れはとても自然なものだったように思います。

それが先日11月末に開催した「リクナビだけじゃないんだぜ!「芸工”緊急”就活座談会」」でした。

そもそもなんでもないOBが学内でイベントなんて開催できるのか?とかチラシってどうやったら貼ってもらえるのか?とかそんなレベルから始まって、ちょこちょこお邪魔していく中でたくさんの教授や学務課のかたや現役生の子らが協力してくださることになり、開催に至りました^^ なによりめちゃくちゃご多忙ななか快くスケジュールを合わせていただき登壇してくださった津田さん(津田三朗氏)、城先生(城一裕氏)、樋口さん(樋口聖典氏)、さだむさん(藤岡定氏)、こばちゃん(古林侑樹氏)、本当に本当にありがとうございました!あとで考えたら奇跡のメンバーだったんだろうなぁ笑

もちろん反省点はたくさんあります。そもそも現役生が思った以上に集まらなかったことが大きいですね。ただ明らかな手応えもありましたし、今回やってみてわかったこともたくさんあるので、また手を変え品を変え継続的にやっていこうと思いますよ^^

また20186月開催の芸工50周年イベントにも関わることになり、面白&素敵大先輩たちとわちゃわちゃさせていただきながらわちゃわちゃしていこうと思っています^^

50周年だよ! 全員集合! 芸工大宴会! 特設サイト

FBイベントページ

芸術工学50周年記念事業サイト

 

ワンソードの仕事

さて、移転も大きかったのですが、今年はこれに尽きます。

「ワンソードってなんの会社なの?」

と初対面のかたからもまあまあな友達からもだいぶ聞かれます。

そして毎回うまく伝えることも伝わることもできずで。。

これに関してはそもそもきちんと表現ができていないし、発信もできていないし、本当に課題だと感じています。

もちろん説明はいろんな角度から&言いたいことはたくさんあります。

その企業の業績が上がれば上がるほど社会がよくなるよねという力学を生む構造をデザインする、マーケティング用語的にはCSVコンサルティングだし、でもそんな大それたものではなくもっと草の根的な活動が多いし、隠れた価値や才能を世に輩出するという意味においてのプロデュース会社でもありたいし、実務的にはクリエイティブもやるし、DRMや広告運用を中心としたネットマーケティングもやるし、なにより今年からは本格的にPR施策も着手しています。ステークホルダーと持続可能で良好な関係を築き、共感の総和を広げていくという意味においてのブランディングは通常のマーケティング会社やまして制作会社ではやらないことなので、全然性質は異なると思います。

一言で言ったらソーシャルグッド・アウフヘーベン(あるかたにいただいた大切な言葉!)です!なんですが、それだけ伝えてもピンときてもらえないかたのほうが圧倒的に多いのが現状です。

でも多分方法はわかっていて、実際にこんな企業とこんなことを対話して、こんな施策を行いましたよ、その結果こんなことが起きましたよっていう具体物を並べることできっと伝わると思うんです。鎌倉投信がなんなのか、彼らが投資している先の企業のストーリーを見聞きすることが、最も鎌倉投信を理解できるようになるのと同じで。あとそういう視点でいくと、僕がやりたいのは鎌倉投信のプロデュース会社版ということですね。うん、それはホントに今のところスッキリする説明かもしれません。

そんなわけで、来年は今お付き合いさせていただいている企業や個人を紹介していきたいと思います^^

あと実はあまり表立って言ってないことですが、今、基本的には成果報酬型で報酬をいただいています。ウェブサイトも、LPも、広告も、顧客管理システムも、動画制作も、紙も、PRも、制作費をいただかず、成果があがったらお金をいただくというスタイルを取っています。まだ100%ではありませんが、ワンソードのメンバーに対する報酬や運営経費の6070%がこの成果報酬型の収益で賄われています。これが100%を超えたら企業の全く新しい在り方が提示できます。この資本主義の仕組みに小っちゃな革命を起こせます。

お金で解決できる問題って逆に言えばみんなお金で解決できてしまうので、飽和してるんですよね。でも、価値を価値として伝えきれていないソーシャルグッドな個人や企業が道徳と経済を両立させようとすると、これはお金でどうこうなる問題じゃなくなります。でもだからこそそこに価値があります。

ソーシャルグッドな事業を拡大するために人が集まり、持続可能な経済モデルを構築しながら社会還元を起こしながら拡大し続けます。こんなの美しすぎるでしょうよ。と真剣に思っています。。

この仕組みを創っていく過程では様々な障壁がありました。パートナーさんと意見をぶつけ合うことも多々ありました。まだまだスタイルの確立とまではいえない状況ではありますが、絶対カッコいいことやってるって確信してるし、何よりそこに共感してくれて、日々を一緒に過ごしてくれる仲間やパートナーさんらがいて、幸せで楽しくて仕方がない毎日です(涙) それはそれは恵まれています。

 

それではみなさんまた来年

さて、そんなわけで、2017年を振り返ろうとしましたが、なんていうか思っていることをつらつら書いてしまいました。具体的になにやったとか、そういうのは随時このHPで発信していこうと思います笑 ホント毎度ふわふわしちゃうのは良くないですね(汗)

さあ、気付けばあと8時間くらいで今年が終わりますね。そろそろ実家に寄って年越しそばを食べて(有り難いですねぇ)宮地嶽神社に年越え参りに行ってこようと思います。

これ最後まで読んでくれてる人いるんですかね?もし読んでくださっていたら「カツカレー!」か自分の好きな食べ物をここかFBのコメント欄にコメントいていただけると嬉しいです。いつも本当にお世話になっております!来年もなにとぞよろしくお願いいたします!

ワンソードを代表して 安部謙太郎

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